平成30年度（第75回）定時社員総会を開催し、
緒方会長以下、新体制による活動をスタート ―JSNDIビジョンを鋭意推進―

平成30年6月7日(木)に、平成30年度（第75回）定時社員総会を開催し、昨年度表明したJSNDIビジョンを鋭意推進する決意を明らかにしました。

決議事項として、平成29年度決算報告、名誉会員の推薦、並びに、平成30年度の役員選任について承認されました。

平成30年度の役員は次のとおりです。

会長　　緒方隆昌(川崎重工業(株))
副会長　落合　誠((株)東芝)
副会長　三原　毅(東北大学)
理事　　井上裕嗣(東京工業大学)
理事　　井原郁夫(長岡技術科学大学)
理事　　猿渡　保(ポニー工業(株))
理事　　岡　賢治((株)検査技術研究所)
理事　　釜田敏光(ポニー工業(株))
理事　　阪上隆英(神戸大学)
理事　　谷口良一(大阪府立大学)
理事　　塚田和彦(京都大学)
理事　　鶴田孝義(三菱重工業(株))
理事　　中村英之((株)ＩＨＩ検査計測)
理事　　西野秀郎(徳島大学)
理事　　廣瀬壮一(（前会長）,東京工業大学)
理事　　古川　敬((一財)発電設備技術検査協会)
理事　　村田頼信(和歌山大学)
理事　　望月正人(大阪大学)
理事　　八木尚人(三菱日立パワーシステムズ検査㈱)
理事　　脇部康彦(新日本非破壊検査(株))
監事　　荒川敬弘(元 (株)IHI検査計測)
監事　　田中秀秋(元日鋼検査サービス(株))

平成30年度定時社員総会新会長挨拶(動画)

ＡＳＮＴとの非破壊試験技術者資格の相互承認協定の締結について

会長　緒方隆昌

この度、日本非破壊検査協会（JSNDI）及び米国非破壊試験協会（ASNT）は、それぞれが実施するJIS Z 2305 （非破壊試験技術者の資格及び認証）及びACCP（ASNT 中央認証）に従う非破壊試験技術者資格を相互に認め合う相互承認協定（MRA）について、10月5日に秋季講演大会（福岡国際会議場）において正式調印しました。

世界の第三者認証制度は、ほぼISO 9712に統一される傾向にあるため、2015年から日本でも最新版のISO 9712に従った認証を実施しています。また、JSNDIは、昨年策定した新しいビジョンの中で、有効なグローバル展開の強化をJSNDIアクションとして挙げています。ASNTの資格者や活動は世界に広がっており、今回のMRAは、米国産業との交流のみならず、世界の多くの国々との交流を促進させることが期待されます。

JSNDIの資格件数は９万件と世界最大規模ですが、両協会の資格者は世界の重要な割合を占め、今回のMRAは、非破壊試験技術者の交流と標準化を促進させることに役立つと思います。世界トップレベルの技術力と産業規模を有する両国が、様々な連携をすることは、世界の非破壊試験技術や関連産業の発展に極めて重要だと考えています。なお、相互承認の受付の開始は、2018年秋以降を予定しています。

平成30年度（第75回）定時社員総会を開催し、 緒方会長以下、新体制による活動をスタート ―JSNDIビジョンを鋭意推進―

平成30年度定時社員総会新会長挨拶(動画)

ＡＳＮＴとの非破壊試験技術者資格の相互承認協定の締結について

平成29年度定時社員総会事業報告等(動画)

平成30年度（第75回）定時社員総会を開催し、
緒方会長以下、新体制による活動をスタート ―JSNDIビジョンを鋭意推進―